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本当の休息とは
前回の続き
社会で生活していると「いくら休んでも疲れが取れない」「熟睡できない」など様々な体の悩みが生じています。これらは一般的に慢性疲労症候群などと言われていますが、まずはご自身のストレスが交感神経優位なタイプであるか、背側迷走神経優位なタイプであるかを見極めなくてはいけません。
ストレスに対する反応は人それぞれであるため、どちらのタイプになりやすいのかを判断しなければ適切なストレス解消方法は見つかりません。まず交感神経優位なタイプの方は、「イライラ」「険しい声」「呼吸が浅い」「注意力過剰」「動悸」「ふるえ」などが出ます。それに対し背足迷走神経優位なタイプの方は、「やる気が出ずボートする」「注意力低下」「感情を感じにくい」「だるい」「低血圧」「寒気」などの症状が出ます。
同じストレスを受けても、人により受け止め方はそれぞれですので、どちらの方が優位に出るかはわかりません。また同じ人でも、その日の体調や状況により、どちらの方に出るかは変わってきます。
交感神経優位なタイプの方は、クールダウンしなければいけません。例えばゆっくり呼吸する、アロマの活用、静かな曲を聴く、お風呂で温まる、スマートフォンを見ないでゆっくり過ごす、など精神的に落ち着けるようにゆっくりと時間を過ごすことが大事です。
背足迷走神経優位なタイプの方は、腹側迷走神経優位な状態へと誘導しなければいけません。
続く