段々と雨の日が多くなり、梅雨が少しづつ近付いてきました。

このブログでも季節の変わり目の寒暖差は体調不良が出やすいとお伝えしておりましたが寒暖差は徐々に落ち着いてきました。

ようやく体調が整うかな、と思いたいのですが梅雨の季節は気圧が低く自律神経が乱れやすくなります。また湿度が高くなると汗が蒸発しにくくなり気化熱により体温を下げることが難しくなります。体内に熱が籠ると血管が拡張し、周りの神経が刺激され痛みを引き起こすことがあります。

ジメジメした気候で頭痛、関節痛を引き起こす方もいらっしゃるかと思いますが、ひょっとするとこの時期特有の「気象病」かもしれません。

最近では天候が人の体にある程度影響を及ぼす可能性があることがわかっており、天気、天候の変化が人の体に起こす体調不良を「気象病」と呼びます。

ある調査では、気象病を経験した事のある方は、曇りや雨、雪が多い島根県や新潟県が上位を占め、梅雨の影響が少ない北海道で最も少ないという結果でした。

気象病の症状としては、先に上げた頭痛、関節痛以外にめまい、ふらつき、倦怠感、肩こり、腰痛、過去に怪我をしたところが痛むなどの症状があります。

対策としては原因が気象病であるなら、体内の熱を逃すために汗をこまめに拭き取り、水分を取ることにより体温調整を行います。また自律神経のバランスを整えるため、規則正しい生活、日光を浴びる、十分な睡眠など生活を整える事により身体をリセットしましょう。

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