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メカニカルリンク 脈管
今回は先日受講したセミナーについてお話しします。
今回受けたセミナーは、メカニカルリンク(LMO5)脈管です。
脈管とは心臓を含む血管系の事であり、オステオパシーは全身の膜組織の繋がりを取り扱いますが、血管は全身に張り巡らされているのは皆さんご存知と思いますので、血管の方が全身の繋がりがイメージしやすいと思います。
オステオパシーは全身の器官を取り扱いますが、ここまで全身の血管を取り扱うセミナーは存在しないのではないでしょうか。
私は個人的にこの脈管のセミナーには思い出があります。
数年前になりますが、このセミナーを名古屋で受講したことがあります。ホテル一体型のセミナーであり、宿泊施設の1階にセミナー会場がありました。
受講2日目の朝にホテルの朝食バイキングを食べていた時に背中に違和感を感じました。痛みもなく特に気にすることなく食堂を出てエレベーターに乗り込んだ時でした。突然背中に激痛が走り、息をするだけで痛みが走り立っていることも出来なくなりました。
エレベーターの中で倒れる事もできないので、壁伝えに歩きどうにか部屋まで辿り着きベッドで休むことにしました。自分で治療しようと思いましたが、痛みでそれどころではなく、ただ横たわることしか出来ず、痛みは一向に回復しませでした。
セミナー開始時刻が迫っており、スタッフとして来ていたので遅れるわけにもいかず、壁をつたい脂汗をかきながらセミナー会場までたどり着来ました。
先に来ていたスッタフに施術をお願いし、背中を中心に緩めてもらい、痛みは少し緩和しどうにか動ける程度まで回復しました。スタッフも仕事があるためそれ以上はお願いできないため少し休んでいました。
背中の痛みを堪えながら2日目のセミナーが終了し、残った受講生同士が練習を始めていたところ、1人の受講生が練習相手がいなく見学していたのを見つけ、その受講生に施術をお願いしました。
いきなり施術をお願いしたので最初は戸惑っていましたが、今まで習ったところの復習も兼ねて施術してもらしました。
全身を見てもらった所、最も制限箇所の強い所(最も体に影響を出している所)は腹大動脈とわかりました、腹大動脈とはお腹のほぼ中心にある動脈です。
その動脈をリコイル(制限箇所を緩めるテクニック)をしてもらった所、背中の痛みが消失しており、あれほど激痛が走っていのが嘘のように軽快していました。
つづく