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オステオパシー

膝前面の痛み

一般的に膝前面の痛みは膝蓋腱症や膝蓋支帯、膝蓋骨周囲の痛みである膝蓋大腿関節症候群、膝蓋下脂肪帯などがあります。

膝蓋腱症はジャンパーニー(ジャンパー膝)として知られており、着地時に掛かる負荷に対し大腿四頭筋の遠心性収縮により生じる大腿四頭筋腱や膝蓋腱の伸長ストレスが原因とされています。また成長期の脛骨粗面部の剥離はオズグットシュラッダーとして知られています。

膝蓋大腿関節痛症候群(PFPS:patellofemoral pain syndrome)は膝蓋骨のアライメント不良や炎症が起きたり軟骨の摩耗などがあり、また大腿神経、閉鎖神経の枝が膝蓋骨上縁を走行しており、これらの神経から痛みを生じている可能性もあります。

脂肪体は神経終末が密に存在していることから、膝関節組織の中でも特に痛みを感じやすいとされています。脛骨神経が膝窩から半月板、滑膜、十字靭帯を通過した後に膝蓋骨脂肪体を支配します。また膝蓋下脂肪体は毛細血管も豊富に存在し、炎症や繊維化を起こしやすいため、スポーツや階段昇降など膝の屈伸の繰り返しなどの反復動作による刺激が原因とされています。

膝の痛みは日常生活やスポーツでも生じやすく、またリハビリや整体に通っても治らない方が多いのではないかと思います。なかなか治らない原因として、膝以外に原因があることが多々あります。

オステオパシーでは全身の検査をしますが、膝の痛みの原因が内臓の硬さからきているなど症状を訴える箇所と全く違うことがあります。体の内部は膜組織により全身が繋がっており、離れた部位が本当の原因となる要因となります。

辛い痛みや取れない不調でお悩みの方は、神戸元町オステオパシー施術専門施術院「カラダの調整所」までお越しください。ご予約はこちらから。