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股関節痛について
股関節の痛みの原因として、関節内の疾患と関節外の疾患があります。原因は多岐にわたってありますが分類として
「大腿骨寛骨臼インピンジメント(FIA:femoroacetabular impingement)」「寛骨臼蓋形成不全」「股関節不安定性」「明確な骨の形態異常を伴わないその他の股関節痛(関節唇、関節軟骨、円靱帯の異常を含む)」、アスリートの鼠径部痛の分類として「内転筋、腸腰筋、鼠径部、恥骨に関連した鼠径部痛」「股関節に関連した鼠径部痛」「その他の原因による鼠径部痛」などの分類があります。
変形性股関節症は関節軟骨の変性、摩耗、骨の変形、破壊、反応性の骨増殖による非炎症性の股関節の変形疾患です。有病率は男性よりも女性の方が多く、主訴の多くは股関節痛となります。
また筋の過緊張が原因で可動域制限、疼痛(痛み)を出している場合も多くあり、心理的な不安から動かす事でさらに緊張を高めてしまう事もあります。
オステオパシーアプローチは様々な要因から生じている痛みに対し、バイオメカニクス、生体エネルギー、神経筋骨格、循環に関する下肢の機能にとって重要となる機能と構造の関係性を保ち強化する事を目標にします。
具体的には、関節内や関節周囲の安定性と柔軟性の最適なバランスの維持、体制構造(骨格、関節、筋膜)への機械的な負荷の軽減、運動神経、感覚神経、固有感覚、自律神経のバランス、結腸や骨盤臓器の求心性刺激による関連痛の除去、安全で効率的な静脈リンパドレナージなど股関節に痛みを出している様々な要因にアプローチいたします。
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