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見逃してはいけない兆候
医療分野では見逃してはいけない兆候や症状のことを「レッドフラッグ」と言います。ただの腰痛、肩こりと思っていた症状が実は重篤な疾患を示していた可能性がある事があります。
今回は狭心症と心筋梗塞についてお話したいと思います。
狭心症とは心臓に血液を送る冠動脈という血管の血流が滞り心臓の筋肉が弱る病気です。心筋梗塞は同じく冠動脈に血栓(血の塊)が詰まり血流が止まり心臓の筋肉が壊死する疾患です。
どちらも心臓の病気ですので、胸が痛くなるのは想像ができると思いますが、女性や高齢者、糖尿病患者では顎、歯、喉、首、肩、腕、手、背中に痛みが現れる事があります。
これは心臓から出ている神経と上記の部位から出ている感覚神経が脊髄につながっているために起る関連痛と言われています。狭心症や心筋梗塞で心臓に痛みが出た場合、その刺激は顎や歯、腕、背中などからつながっている別の神経にも刺激が伝わってしまうことがあります。
ある論文報告では心筋梗塞と診断された方の内、来院時に30%以上の方が胸部痛を訴えなかった、とあります。
軽い運動で息があがる、冷や汗が出る、などいつもと違う症状がある場合は医療機関を受診することをお勧めしています。